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Journal

2025.07.01

ディレクター日坂さとみがオススメ! Öffenの精神が詰まった3大ベーシックで作るオン&オフ スタイル

現代のライフスタイルは、多様な働き方や様々なプライベートシーンが溢れていますが「いつも必ず玄関先に置いてあるような、どんなお洋服に合わせても履いていけるような存在に」とデザインにこだわったベーシック。「削ぎ落とすデザイン」をモットーにしているオッフェンは、1足でできる限りのスタイルに溶け込める靴であること、そして長く愛される存在であることを常に目指しています。

 

今回は、すべてのデザインの種ともいえるベーシックな3足のこだわりを、着こなしと共にご紹介します。ワーク、プライベート、カジュアル、デート、オケージョン……日常を取り巻くあらゆるシーンに寄り添う普遍的なシューズでありながら、現代のファッションに寄り添う靴。原点となる3点から、ベーシックならではの「価値」を実感いただけると嬉しいです。

photographer: Tomoko Meguro

photographer: Tomoko Meguro

浅めアッパーが艶やかな究極のベーシックはワークスタイルを華やかに

「大きく開いた甲のデザインがからちらりと見える素足が、パンツスタイルをグッと艶やかにしてくれる品番<SPO-0001>は、オッフェンのはじまりの1足。シンプルな編み柄なので、オケージョンでも愛用していただける究極のベーシックです。ニット構造は伸縮性が魅力ですが、履き口が広がったり、形がよれて歩きにくくなったりしてはいけない。ホールド感を保ちながらも見た目の美しさにとことんこだわって、何度も試行錯誤を繰り返したものを、2年履き続けて実証したことは懐かしい思い出です」。

 

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photographer: Tomoko Meguro

photographer: Tomoko Meguro

柔らかに包みこむモダンデザインがモードな印象を与えるポインテッド

「アルバートスリッパのようにぴたりと足に寄り添う形状と、ポインテッドに象られたつま先がモードな印象を与える1足。ノンミュールジングの羊毛を混ぜ込んでいるため、肌触りがとても柔らかいんです。ノンミュールジングとは羊に痛みを与えることなく羊毛を刈り取る手法。履いたときに、湿度の高い夏独特のムレ感を感じにくく、柔らかいので締めつけ感を感じにくいまま、長時間履いていただけますので、素足での着用がオススメです」

 

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photographer: Tomoko Meguro

photographer: Tomoko Meguro

メンズから派生したローファー型が幅広くスタイルを網羅するベーシック

「『メンズ向けのアイテムをレディスサイズに』というお客様のリクエストからできた1足は、ユニセックスなスタイルにピッタリ。ソールには、これまで海辺に放置されていた海藻を利用することで、浜辺の景観の問題解決の糸口になればと取り入れていて、捨てられるものを使うという全ブランドで取り組む挑戦のひとつでもあります。ローファーのように全体を締めてくれるデザインなので、パンツスタイルはもちろん、靴下と組み合わせたトレンディなスカートスタイルを上品に演出します」

 

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永く美しく楽しんでほしいから

オッフェンのベーシックラインは、シーンを問わずに選んでもらえるデザイン性と、歩きやすさを追求しつくして最低限まで削ぎ落とされたシンプルさが特徴です。すべての靴には植物由来や再生紙由来のシューキーパーを付属してお渡ししているのですが、それには2つの狙いがあります。

シューズをより永く履いていただくため植物性由来のオリジナルシューキーパーを作りました。すべてのシューズに付属品としておつけしています。形崩れ防止にご使用いただけます。

 

1つめは、靴の形をきれいに保ちながら保管することで、長く大切に使ってほしいという思い。適切なシューキーピングによって反り上がりがちなソールが落ち着き、次に足を入れた時に格別な快適さを感じていただけるように設計しています。

オッフェンは靴箱がありません。その代わりに、wrappy towel(包めちゃうタオル)」という名前の、 風呂敷のように使える正方形のタオルで包んでお渡ししています。箱や袋にこだわらず、自由に使える風呂敷タイプにすることで、紙袋なしでも持ち運びできる利点を生かしました。

 

そして2つめは、長く使えるデザインにすることで、捨てずに保管ができ、お客様のゴミを増やさないという仕組みです。無駄なものを徹底的に排除したいと考えているため、買い物によるゴミを軽減できるようにシューボックスではなく、風呂敷にもなるタオルに包んでご提供していることも、取り組みのひとつです。このように、私達の考える「つくる責任」に共感して頂ける方々はもちろんですが、まずはお客様の歩きやすさと心地よさを追求したシューズで毎日のおしゃれを楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

Öffen公式ウェブショップで
ベーシックラインのシューズを見る

Öffen Journal Editorial Team
photographer: Tomoko Meguro
text: YUKA SONE SATO (LITTLE LIGHTS)